ママとLukeのひとりごと



大木のあるその公園は  ビルの谷間に位置している

じりじりと照り返す太陽の中 そこだけは木々の葉が揺れる木陰の世界

WEEKDAYの午後は 穏やかなお年寄りのお散歩や 

雑踏を逃れて一息ついているベンチのビジネスマンが

つかの間の「涼」の時を過ごしている



今年は暑いわりに セミの声が遅かった

短い命の限りに「生」ある存在を誇示し羽を振るわせる彼らは

煌めく「夏」を喜んで鳴くの? 短い「夏」を惜しんで鳴くの?



花壇に咲いた葉鶏頭の燃える赤が 「がんばってね!」と皆の肩をたたく

「さて、行くかぁ〜。」と伸びをして また雑踏の中にまぎれて行く人々

樹齢何百年経つであろう大きな大きな「木」が あらん限りの緑の両手を広げ

ストレスと戦う我々を癒してくれる

「人生、何をそんなに急ぐのかね?」と 低く優しく話かける・・・・・・・。

一瞬 強い風が吹いた 


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